一般社団法人日本ネパール交流支援協会関係の送り出しによりネパールから来日を果たした技能実習生は、来日してからも継続的に日本語、その他を勉強します。

1)スマホによる日本語学習

ネパール人技能実習生の100%がスマホを持っています。理由は、WIFIさえあれば、フェースブック・メッセンジャーやその他のSNSツールで、祖国にいる家族・友人と毎日無料で会話が出来るから、です。

この皆が持っているスマホを利用して、技能実習生たちはネパールにある送り出し機関に所属する日本語教師たちと、来日後も日本語を勉強して、N4もしくはJFT-BASICの合格を目指します。理由は、N4を取得すると次のステップとなる特定技能ビザへの道が開けるからです。

2)スマホによる各種技能試験の勉強

日本語と同じように特定技能ビザで要求される技能試験合格に向けての勉強も行います。
大抵、監理組合様は登録支援機関も兼ねていることが多いので、監理組合の得意分野の特定技能分野の14分野のうち1つを選んで勉強を行います。

監理組合様からのご希望が特にない場合は、実習生の好みに応じて分野を選択します。

日本語および技能試験向けの勉強ともに、技能実習が終わった夜間、もしくは休日を利用して行います。勉強を継続することにより、技能実習修了後の展望が開けることになります。そのため、逃亡防止の観点からも継続的な学習はとても有効です。

特定技能の14職種

  • 介護
  • 電気・電子情報関連産業
  • 航空業・宿泊業
  • ビルクリーニング業
  • 建設業
  • 外食業
  • 素形材産業 
  • 造船・舶用工業
  • 農業・漁業
  • 産業機械製造業
  • 自動車整備業
  • 飲食料品製造業