ネパール人は一般的に非常に日本語が上手です。
理由は、①ネパール語の文法が日本語と似ているため、②ネパール語の発音が日本語と似ているため、と言われています。
このため、ほとんどの候補者が他国の技能実習生と比較して、非常に聞き取りやすい日本語を短期間で話すようになります。しかし漢字は苦手とする人が多く、読み書きは大抵がひらがな・カタカナ程度に留まります。
送出し各国別
日本語の話し言葉の上手さ | 日本語の読み書きの上手さ |
---|---|
ネパール人 | 中国人 |
ミャンマー人、インドネシア人、カンボジア人 | ベトナム人 |
中国人 | ネパール人、ミャンマー人、インドネシア人、カンボジア人 |
ベトナム人 | ネパール人、ミャンマー人、インドネシア人、カンボジア人 |
基本的にもともと日本語に向いているネパール人候補者達を、さらにネパール送出し機関6社および提携の日本語学校各校が、集中的かつ幅広い日本語カリキュラムを提供することによって、ブラッシュアップします。
- 午前中1時間コース
- 午前中2時間コース
- 午後1時間コース
- 午後3時間コース
- 一日コース
*各コース、それぞれ週1回~6回まで
受講者は上記の組み合わせを自分のペース、自分のライフスタイルで選び、監理組合&受け入れ企業様による面接を受けるまで、通常、最低半年~3年ぐらい日本語&日本の生活を勉強しています。
すべての応募者が面接時には入国前講習で定める160時間をオーバーして履修している状態です。
面接後
面接で選ばれた内定者たちは、日本に来るまでの間、さらに数か月継続して日本語を勉強します。
その結果、多くの内定者が来日までにN3~N4相当の日本語会話力を獲得します。